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寒い季節に入り、コロナの情勢の中ご自宅でストレッチや筋トレ、体操をしている方も多くいるかと思います。今回は、そんな中でもお口の体操のお話です。
「お口の体操」とは、聴き慣れないですよね。実は、お口の動きは「話す」「噛む」「飲み込む」など、とても複雑になっていて、ベロやほっぺた、唇やアゴがうまく連携しているのです。
その機能が一つでも低下し始めると、うまく噛めなくなり、つい食べやすい柔らかいものばかりを食べ、その結果お口の機能は鍛えられなくなり、更なる機能低下を引き起こします。この負の循環を「オーラルフレイル」と呼びます。お口の機能低下は、低栄養を引き起こし、全身的な虚弱を誘発します。ですのでお口を鍛え、機能低下を予防することはとっても大切な事なのです。
そこで、お家で簡単に続けられるお口の体操としておすすめなのが、ズバリ「うがい」です。ブクブクうがいとガラガラうがい、実はお口の周りの筋肉を総動員しなければ、きちんと行えないものです。
普段より意識して、しっかりと長めにうがいをしてみて下さい。お口の周り、顔の筋肉がほぐれた感じになりませんか?
他にも色々な方法が、日本歯科医師会の日歯8020テレビに紹介されています。
介護施設や病院に長期入院されている方は、ご家族の面会禁止措置でお話する機会も減っていると思います。できる限りお口の体操を意識して、機能を保って下さることを願っています。