旭川出身の中央大生
嵯城大輝さんが見た世界

旭川出身で中央大学5年生の嵯城大輝さんが、12月23日(水)から29日(火)にギャラリーJinで、写真展「僕の382日間」を開きます。

「上京して周りを見てみると、疲れた顔の大人が多く、自分が社会人になるイメージを持てませんでした」と嵯城さん。ロサンゼルスの親戚の家に滞在した際に、楽しそうに働く人々の姿を見て、働き方や生き方は一つではないと感じ、広く世界を見て回ることを決めたといいます。

スウェーデンの農村では野菜を収穫しながら現地の暮らしを体感。「別れが近づいたある日、ホストに促されてみた空にはオーロラが出ていました。あの輝きは忘れられない」と長い旅を振り返ります。

会場には、2018年3月から382日間をかけて巡った25カ国で出会った人々や景色の写真を展示。嵯城さんは「外出がはばかられる時期だからこそ、生まれ育った旭川の若者たちに世界を旅する体験を届けたい」と笑顔を見せます。問い合わせはJin(☎0166-29-3000)へ。