道北初！eスポーツ競技場
熱いバトルがここから始まる

世界中で盛り上がりを見せるeスポーツの競技場「コクゲキ」(旭川市3条通8丁目)が、2月7日(日)にオープンし、翌日8日(月)から一般に開放されます。

コンピューターゲームを使った対戦を競技として捉えるeスポーツは、海外では1万人を超す観客が見守る中、賞金が億を超える大規模な大会も多く開かれています。熱狂する観客や真剣な選手の様子は、スポーツの試合さながら。2024年のパリオリンピック、パラリンピックで新種目への採用も検討されているほどです。

同競技場は、旭川市やNTT東日本、大雪カムイミンタラDMOなどが進めている情報通信技術を整備した施設「ICTパーク」の一部。2004年に閉館した旭川国民劇場を改修し、3階におよそ5m×3mの大型LEDディスプレーと、180人が収容できる観客席を整備しました。通信速度の速いローカル5Gを導入し、ゲーム対戦やオンライン講演会など様々な用途が検討されています。

また1階には有料トレーニング場を用意。常設のゲーミングPCで仲間同士情報交換をしながら練習ができるほか、プロ選手によるオンライン講習も可能。コミュニケーションロボット「Sota」を使用したプログラミング教室なども実施予定で、ICTを身近に感じられる環境になっています。

「1階にはカフェも併設しました。eスポーツの部活動やプロを目指す方の活動の場だけでなく、学生や若者の遊び場として、まちのにぎわい作りの一環になれば」と担当者。7日(日)午後1時半からはオープンセレモニーを実施し、その様子をDMOのホームページで配信予定。問い合わせは大雪カムイミンタラDMO(☎0166-73-6968)へ。