新型コロナ退散願う
賽銭箱がいっぱいに

3条買物公園のファッションビルOKUNO1階に設置されている新型コロナウイルス終息を願う賽銭箱がいっぱいになりました。石原嘉孝館長は「遊びっぽいけど、皆さんと心が通じたようでうれしい」と感謝しています。

疫病退散に御利益があるとされる妖怪「あまびえ」のオリジナルポストカードの代金として、お賽銭を供えてもらうというもの。ポストカードのあまびえは、館内のサインや出版物のイラストを担当する旭川市内在住のイラストレーター稲葉よしこさんが描きました。

賽銭箱と一緒に展示している神輿は、かつて西武旭川店や丸井今井旭川店など中心部の大型店でつくる「6店会」が地域振興のために制作したもの。6店会解散後、OKUNOが引き取りしばらく倉庫で眠っていましたが、疫病退散の祈りを込めて、昨秋から一般公開しています。

ボックスティッシュを少し大きくした位の賽銭箱には、総額4万5858円が入っていました。お賽銭は、石原館長が朝の散歩がてら、いつも参拝している神居神社(旭川市神居町神岡331番地)に奉納します。

「あまびえのポストカードは、私も礼状などに使って喜ばれています。今後新作も登場する予定なのでお楽しみに」と石原館長。賽銭箱は引き続き、設置を続けます。