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冷涼な北海道では、真夏の今がバラの旬。ご近所の庭先でも赤やピンク、黄色のバラが咲き誇り、目を楽しませてくれています。色とりどり、咲き方、大きさも様々なバラの楽しみ方を、フラワーショップ花太郎さんに伺いました。
お悩み① バラってわりと高価。少ない本数でも素敵に飾る裏ワザが知りたい
一輪タイプなら、何か動きのあるグリーン(葉)や枝を添えてあげるだけで、ボリュームが増してとっても素敵になりますよ。グリーンは日持ちするものも多く、次のお花を飾る際に使い回しもできますね!季節にもよりますが、安価な時期には1本200円くらい。茎が長いほど値段も張りますので、短めのバラを選んでアレンジを楽しみましょう。
濃いグリーンのハランの葉にカッターで小さな穴を開け、バラを挿しました。すっとまっすぐに立つバラの美しさを味わえます。
庭で育てている人も多いグリーンアナベルといっしょに。花を花で留めるユニークな飾り方です。
1本にお花が4~6輪つくスプレーバラもおすすめ。サイズも小ぶりで、お得な気持ちになります(笑)。バラは水を多く吸いますので、たっぷりの水に飾ってあげることで日持ちします。茎も斜めにカットして、たくさんお水を吸えるようにしてあげてくださいね。
茎が短いバラは、小ぶりのボウル2つでこんなアレンジも。ボウルの重なりのすき間に茎を挿して花留めに。
お悩み② 家の庭に咲くバラ。雨に打たれてくったりしてしまった花も、さいごまで素敵に飾りたい
風に吹かれ、雨に打たれる庭のバラは、売っている切り花のバラとはまた違った風情を感じます。花びらが散っていく姿にも季節感を感じられますよね。おすすめの飾り方は、思い切って茎を一番短く切ってしまい、お気に入りの皿に浮かべてあげることです。花には葉っぱがついているのが自然の姿ですから、庭のハーブなんかを添えると、よりナチュラルな雰囲気になります。また花びらだけを分解して飾って、香りを楽しむのもいいですよ。
散りかけの花びらをテーブルの上に飾って。ロマンチックな演出を楽しんで。
もともと水が上がりにくいバラ。思い切って茎をカットして、店で育てているミントを添えてみました。
お悩み③ せっかくのカラフルな色を思いっきり楽しみたい
とにかく色が多彩なバラ。エレガントなイメージがありますが、色の組み合わせ次第で元気いっぱいなアレンジも楽しめます。今回は花の色だけじゃなく、花留めにも花と同系色のストローを使って、いっそうポップな雰囲気を演出してみました。
花瓶の中まで元気なカラーリング。〝こどもの誕生日のテーブルコーディネート〟のイメージでアレンジしました。
茶色くなってきた花びらはその都度外してあげると、いつも見た目をフレッシュに保てます。水に浸かる葉っぱは外し、清潔な花瓶でたっぷりの水をあげてください。この時期は水の温度上昇を防ぐために、氷を入れてあげてもいいですね。
教えてくれた人
フラワーショップ花太郎
代表 菅原徹さん
中心部にお店を構えていることもあり、豪華なスタンド花やアレンジメントの依頼が多いお店。菅原さんは「欧米に比べ、日本ではまだまだ日常的ではないお花との暮らしを提案したい」と、日々SNSなどを通して、季節のお花の話題を伝えています(とっても美しい写真も菅原さんの撮影です!)。公式アプリ会員になると、スペシャルプライスで販売するお花の情報を送ってもらえますよ。
フラワーショップ花太郎
旭川市4条通6丁目3番地
☎0166-23-7166
9:00~20:30(日祝は~16:00)
不定休
http://www.hanataro.net/