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- 昨年の100周年では銀座商店街の店舗で焼き芋やカットフルーツの販売をスタート。無人店舗は101年目の試みです
旭川の台所として親しまれ、令和の今もなお昭和の雰囲気を残す銀座商店街。その一角で大正10年から4代続く柿崎青果店が、24時間営業の無人販売店「柿崎青果倶楽部」を、旭川市1条通4丁目156-1と東光9条6丁目5-2に2店同時オープンしました。
人情味あふれる現在のお店は、お客さんと顔を合わせる対面販売が基本。無人の店舗は同店にとってまったく初めての試みで、新たな挑戦でした。そこで今回、札幌で味付き肉の無人販売店舗を8店、苫小牧にも1店を展開する「肉屋の肉ヤ」(本社・札幌)とタッグを組み、隣接してオープンすることに。
果物のいい香りがする店内には、じゃがいもやかぼちゃ、りんごや柿など毎日20品以上がずらりと並びます。一方の肉ヤはカルビやセセリ、トントロなど40種類ほどの冷凍肉をほぼ全品税別500円で販売。両店ともキャッシュレス決済のみで、買いたいものを選んだら設置してあるタブレット端末を自分で操作し、クレジットカードで支払うだけの手軽さが魅力です。
柿崎青果倶楽部のロゴデザインやインスタグラムでの発信など、ブランディング全般は市内で活躍する若手クリエーターが手掛けました。写真やアニメーションを使用して、老舗青果店に新たな世界観を作り上げています。「商店街は昔馴染みのお客さんが多いですが、ここは特に若い世代に向けて発信していきたい」と代表の柿崎能成さん=写真=。
両店ともに24時間営業、年中無休。早朝でも深夜でも、フレッシュな果物とウマい肉が出迎えてくれます。柿崎青果倶楽部の問い合わせは同店(TEL.0166-23-0052)へ。