ドラマやドキュメンタリー
高校生が日常の目線で映像化

北海道高等学校文化連盟上川支部放送専門部に所属する高校放送局による映像作品を上映する「第12回まちなか学生映画祭」が、1月28日(土)にICTパークコクゲキ(旭川市3条通8丁目 神田館3階)で開かれます。

学生たちの熱意あふれる作品を通して、中心市街地を盛り上げようと7年前から開かれているイベント。今年は旭川永嶺、旭川北、旭川工業、旭川南高の4校が参加します。

学校を舞台にしたラブコメ作品を制作した旭川永嶺高2年で今回の映画祭の実行委員長の藤岡さんは「現場で偶然見つけた面白い画角を追求するのが楽しかった」と振り返ります。学校生活の日常の「あるある」にスポットを当てた旭川北高2年の横山さんは「共感を呼ぶ作品に仕上がったと思う」と手ごたえを感じている様子。ぎりぎりまで撮影と編集に力を注いでいる旭川工業高1年で監督の一岡さんは「ミステリアスな雰囲気の中に、シュールな笑いを盛り込みたい」と意気込みます。旭川南高の山田さんは「キャストのキャラクターの強さを生かした作品になった」と話します。

いずれの作品も、ふだんの学校生活の延長で思いついたアイデアをドラマやドキュメンタリー風に映像化した作品で、高校生の等身大の姿を描いた力作ぞろいです。当日は、旭川市市制施行100年記念イベントのクイズラリーのダイジェストドラマ「怪盗くろっぴー 市制100年の標的(ターゲット)」も特別上映されます。

午後1時～5時半。入場無料。問い合わせは主催の旭川まちなかマネジメント協議会(TEL.0166-22-0005)へ。