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煮てよし、焼いてよし、刺身でそのまま食べるもよし。秋刀魚を食べて秋を感じるように、四季の巡りとともに旬を味わえるのが魚の魅力といえます。餅は餅屋、魚のことは魚屋へ。今晩の献立も、気軽に相談してみたらいいじゃない。入りにくいのも店のアジ、今日もいいのが揃ってます。
旨いが集う旭川の台所 北の銀座はテーマパーク
寿司屋や居酒屋などへの卸売りがメインだからこそできる、豊富な品揃えに驚くはず。切り身での販売はなく、釣ったそのままの状態の「丸物」が所狭しと並ぶ光景は圧巻の一言。自分で捌くことができれば、より鮮度を保ったまま味わうことができる。希望すれば目の前で捌いてくれるので心配はご無用。プロの仕事を間近で見られるのも、対面販売だからこその醍醐味だ。八角やのどぐろなどの珍しい魚もあり、見ているだけでも新鮮な楽しさがあるだろう。
平野鮮魚店
旭川市3条通14丁目左9 ニュー銀座内
TEL 0166-25-2915
6:30〜13:00
水・日曜、祝定休
地域とともにこれからも 令和も変わらず生涯現役
住宅街に佇む昔ながらの商店「あさひストアー」の中にある、知る人ぞ知る魚屋さんがある。65年以上のキャリアを誇る御年85歳の寺口衛さんが、仕入れからすべて1人で切り盛りし、質のいい魚介をお求めやすい価格で提供している。自然と醸し出される渋くダンディな印象とは裏腹に、2言目にはジョークを飛ばすひょうきんな人柄も常連に長く愛される秘密。同じ建物内にある精肉店の店主との息の合った掛け合いも、このお店の名物のひとつだ。
寺口鮮魚店
旭川市6条通24丁目右1 あさひストアー内
TEL 0166-31-3190
10:00〜18:00
日曜、祝定休
マチのマダムが信頼する 大正元年創業の老舗
魚たちがキラキラと輝き、ショーケースの中はさながら宝石箱のよう。デパートにある魚屋だからこそ、鮮度や品揃えはもちろん、陳列の美しさなど細部まで気を配っており、舌の肥えたマダムからの信頼も厚い。「やっぱり若者の魚離れを感じるよ。価格が上がってきて、申し訳なさもあるんだけど…もっと食べてもらえたらいいな」と、この道40年の常務取締役・日比公基さん。旬の魚のベストな調理方法も教えてくれるので、せっかくなら一番美味しく味わおう。
丸由 今津
旭川市1条通8丁目108 フィール旭川地下
TEL 0166-22-3888
10:00〜19:30
元旦のみ休業
太っ腹の愛されキャラ 儲け度外視の刺し盛りは必見
「今日は顔色いいしょ」「焼きいも買ってきたから食べなぁ」―店に入るやいなや、魚選びは二の次でおしゃべりを始めるお客さんたち。豊かなひげがトレードマークの大和田忠司さんとの付き合いは、開店以来の50年近くになる人も多いそう。豪快な見た目と茶目っ気たっぷりのあたたかい人柄、元すし職人ならではの魚への理解の深さに、ファンになってしまうのも納得。日々の食卓から特別な日まで、どんなシーンにも対応してくれるので、気軽に相談してみて。
大和田鮮魚店
旭川市東光9条3丁目3-9
TEL 0166-34-3082
7:00〜17:00(早仕舞いあり)
水・日曜、祝定休