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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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今回は、洗口液についてのお話です。洗口液というと、うがい薬やマウスウォッシュ、マウスリンス、オーラルリンスなど色々な呼び方がありますが、国内では洗口液、海外ではマウスウォッシュと呼ばれるのが一般的のようです。
洗口液を使う目的として代表的なものは口臭予防や口の中の殺菌などですが、実は日本では洗口液を使っている人の割合は世界的にみて低い傾向にあるようです。
その原因として、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が洗口液の使用をあまり積極的に勧めていないということが示唆されています。これは洗口液に効果がないということではなく、あくまで口腔ケア(セルフケア)の補助的な役割なので、歯科医院では歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの指導がメインになっているのかなと思います。
また、同じ液体の製品で液体歯磨という製品もありますが、違いはご存知ですか?
洗口液は「歯ブラシを使わずにすすいだら吐き出す」、液体歯磨は「口に含みブラッシングする」あるいは「すすいで吐き出した後ブラッシングする」というブラッシングをするかしないかの違いがあるので、今お使いの製品があれば使用方法を確認してみるのもおすすめです。
洗口液の効果でもう一つ重要なものが細菌の付着・定着を抑制するというものがありますが、注意しなくてはいけないのはぶ厚く溜まったバイオフィルムには効果がないので、歯科医院でのクリーニングの後から使い続けることが推奨されています。