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- マイクロドローンの魅力を語る稲垣さん。手前は大会で使用する的
無人飛行機の競技会「ドローンファイト春選手権2023北海道予選」が4月1日(土)午後0時30分からICTパークKOKUGEKI(旭川市3条通8丁目)で開かれます。
ドローンファイトは、重さ100グラム以下のマイクロドローンを操作して、2メートル先の的に接触させて風船を割るまでの時間を競う大会。北海道では昨年札幌での地区予選に続き、旭川が2回目の実施です。
旭川大会を企画したのは、市内でドローン教室を主宰する稲垣和巳さん。元開発局職員の稲垣さんは、防災事業に携わる中で「ドローンの能力を活用できる」と感じ、2年前から独自に学び、民間の操縦資格やインストラクター資格を取得。ドローンの法的なアドバイスができるよう、行政書士の資格も取得しました。
GPSが未装着のマイクロドローンは、ホバリング時に機体の位置を安定させるため、前後左右に常時微調整が必要で、「ドローンの中では一番安価だけど、操作の習熟に最適の機体」。今回は風のない屋内での大会のため、15秒ほどで風船を割る上級者もいれば、1〜2分かかる人もいて、白熱したタイムバトルが繰り広げられそうです。ドローンの向きによって、コントローラーの左右が逆になる難しさもありますが、「ゲームのモンスターハンターをやったことがある人なら大丈夫」とのこと。
北海道予選後、午後2時30分からオンラインで全国大会が開かれます。全国大会はトーナメント制で、予選の参加人数に応じて、各予選会場から1〜3人が出場します。優勝するとトロフィーや特別なドローンが贈られます。稲垣さんは「ドローンは今後様々な産業に活用されていく技術。遊びながらそうした技術にふれる機会が、子供たちの将来につながればうれしい」と話しています。
エントリー料は一般1700円、小学生800円。ドローンは持参もOKですが、無料で貸し出しも行います。申し込みは稲垣さん(TEL:090-4871-7071、Eメール k.inagaki@outlook.jp )へ。