内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 記念対談を行うデイビッド・ジェイコブソンさん(右)とアーサー・ビナードさん(左)
幻の童謡詩人として語り継がれる金子みすゞの生誕120年記念特別対談が、6月3日(土)午後6時から大雪クリスタルホール大会議室(旭川市神楽3条7丁目)で開かれます。
児童文学作家で童謡詩人の矢崎節夫さんによって現代に蘇った金子みすゞの作品は、その普遍性から時代を超えて多くの共感を呼び、12カ国語に翻訳されるなど感動は世界に広がっています。
旭川でも2001年に「旭川みすゞ会」が発足。これまで数々の展覧会や講演会が開かれてきました。この間、小学校の教科書への掲載や、東日本大震災の発生直後からACジャパンのCMでみすゞの詩が朗読されるなど、広く知られるようになりました。
記念対談では、みすゞの不遇の人生や再発見された契機、彼女の詩がどれだけ多くの日本人を勇気づけたかを英訳の詩と挿絵で紹介した「Are You an Echo?(こだまでしょうか?)」の著者で翻訳家のデイビッド・ジェイコブソンさんと、日本在住の詩人でエッセイストのアーサー・ビナードさんが出演。みすゞをよく知る二人が、優しさに満ちた世界観や作品の魅力を語り合います。
旭川みすゞ会代表の村田和子さんは「いまの時代にこそ、その言葉が世界中の人々に優しく寄り添うみすゞの普遍性を知ってほしい」と話しています。
対談は日本語で行われます。チケットは一般3000円、高校大学生2000円(当日各500円増し)、中学生以下無料。ジュンク堂書店旭川店、こども冨貴堂、冨貴堂末広店、コーチャンフォー、大雪クリスタルホール売店で扱っています。問い合わせは村田さん(TEL:080-5581-3567)へ。