17日から「あさひかわデザインウィーク」
市内各所で多彩な関連イベント

旭川家具を中心としたデザインをテーマに、シンポジウムや見本市を繰り広げる「あさひかわデザインウィーク(ADW)2023」が6月に市内各所で開かれます。

メイン事業は、6月21日(水)午後2時から旭川市公会堂での「デザイン創造都市旭川シンポジウム」。ニューヨーク近代美術館(MoMA)シニアキュレーターのパオラ・アントネッリさんが、「持続可能な未来をデザインする」をテーマに基調講演を行い、20世紀の方法論では解決できない課題に対して、デザインが果たす役割と可能性を語ります。後半は、各分野のリーダーたちがデザインをはじめ多様な視点から持続可能な未来への道しるべを模索。参加料は2000円。ウェブサイトから申し込みが必要。

家具の見本市「ミートアップファニチャー」は、6月21日(水)～25日(日)。旭川デザインセンターをはじめ、旭川市、東川町、東神楽町、当麻町の家具メーカーやショップを回るほか、デザイナーによるトークセッション、カクテルを楽しみながらの交流会、過去30年以上に渡る国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)の入賞・入選作品の一部も展示。一般市民も楽しめるツアーで、ウェブサイトから要事前申し込み。

6月17日(土)・18日(日)には平和通買物公園を会場に、学生やNPO法人がデザインやまちづくり、SDGsをテーマにブースを設けて、地元の子供たちと共に学び合う「まちなかキャンパス」も実施されます。このほか6月23日(金)・24日(土)は、家具や食、機械、金属など様々な製造業の工場見学や、林業、農業の現場、文化・芸術の魅力にふれる「ADWものづくりツアー」。参加費は昼食付きで5000円。

各事業の詳細はADWの公式ウェブサイトへ。問い合わせは、あさひかわデザインウィーク実行委員会事務局(TEL：0166-74-3355)へ。