内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
東川のまちを一望できるキトウシ山の温浴施設「キトウシの森きとろん」(東川町西4号北46)が8月21日(月)にグランドオープンし、町外客の受け入れを開始します。3階建ての館内には町のアンテナショップや地場野菜を使ったレストラン、ワークショップや講座で使用できる多目的ホールも併設しました。
建築家の隈研吾さんが監修した建物は、トドマツやナラなどの道産材をふんだんに使った、周囲の自然と調和する穏やかなデザイン。美唄市生まれの彫刻家・安田侃さんの作品をはじめとした町所有の文化財も展示されており、アートな雰囲気が漂います。
大浴場は2階にあり、ガラス張りの内湯と露天風呂からは四季折々の田園景色を見渡せます。お湯は前「キトウシ高原ホテル」時代に長く親しまれてきたトロン方式を継続しており、のんびりと浸かるうちに、身体の芯まで温まっていくことが実感できます。さらに熱した石に水をかけて蒸気を発生させるロウリュを楽しめるフィンランド式サウナを男女それぞれ2部屋ずつと、外気浴スペースを完備。個室の浴場にもサウナを備えているため、家族やパートナーとゆっくり入浴を楽しむことができます。
このほか1階には町の米や野菜を使ったデリ形式のレストランや、町内事業者が製造した食品や木工品を販売するアンテナショップ「東川ミーツ」がオープン。また3階には展望デッキも備えました。
施設を運営する東川振興公社の専務・平田章洋さんは「町民が気軽に集まれる憩いの場、そして町外の人が東川に来るきっかけとなる温浴施設にしていきたい」と話しています。
入浴料金は大人1000円、中学生以下は半額。営業時間は午前10時から午後10時(温浴施設の最終受付は午後8時半)。レストランは午前11時から午後2時半と、午後5時から9時(水曜定休、火曜は昼のみ営業)。問い合わせはキトウシの森きとろん(TEL:0166-82-7010)へ。