持続可能な未来目指し
旭川市内3校が菓子開発

旭川市内の3校が、「美味しくサステナビリティ」をキャッチコピーに開発した11種類のスイーツを、10月8日(日)・9日(月祝)の午後1時から、旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼)で販売します。

旭山動物園の主催。多くの人に環境保全やサステナビリティ(持続可能性)に関心を持ってもらおうと、幅広い年代に愛されるスイーツを切り口に学生らに商品開発を依頼しました。参加校は旭川市立大学短期大学部、旭川調理師専門学校、北海道旭川農業高等学校。地元の食に関わるサステナブル要素を取り入れること、旭川に工場を持つ日本製紙(株)が開発した木質由来のバイオマス素材「セレンピア」を使用する事などが新商品の要件で、各校は春から試作を重ねてきました。

旭川市立大学短期大学部ではハスカップのパウンドケーキやかぼちゃのカステラ、スフレチーズケーキを開発。調理師専門学校は動物たちの姿を模したシュークリームやエクレア、米粉のボールケーキ、錦玉かんを用意しました。また旭川農業高校は植物性食材だけで作ったお米のパワーバー、サツマイモ入りのガトーショコラ、モッツァレラチーズ、野菜や豆腐入りの焼きドーナツを販売します。販売場所はそれぞれ園内のやすらぎの森休憩所、こもれびの丘休憩所、いこいのひろば休憩所。

「いずれも地場の食材をたっぷりと使用して、持続可能な未来につなげたい思いが伝わるスイーツに仕上がっています」と旭山動物園の松尾英将さん。いずれも数量限定で、1人につき1種類、1つまで購入できます。売り切れ次第終了。問い合わせは同園(TEL：0166-36-1104)へ。