希少な音色が響く音楽堂で
初のピアノコンクール

世界でも希少なベーゼンドルファー社のグランドピアノとチェンバロを常設する小西健二音楽堂(東川町東町1丁目)で、3月23日(土)・24日(日)に、初のピアノコンクールが開かれます。

23日はアマチュア部門。レベルを問わず申し込みでき、参加者全員に賞が授与されます。コンクール出場の経験は無いけれど、客観的な感想を聞いてみたいという人にも絶好の機会となりそうです。

24日のプロフェッショナル部門は、リサイタルかハーフリサイタルを開ける演奏者が対象。ピアノソロ、もしくは声楽や連弾などを含む室内楽での出場が可能で、上位入賞者は後日、同会場で行うリサイタルに出演できます。

審査員は東京音楽大学専任講師の吉田友昭さんや、札幌大谷短期大学・北海道文教大学非常勤講師の三上絵里香さんら北海道出身の現役奏者が務め、23日は審査員全員が出演するコンサートも併催。7人の審査員それぞれの演奏に加え、東川町在住のアコースティックユニット「ドートレトミシー」のボーカルを乗せて披露する特別なコラボレーション曲もある企画で、観覧は東川町民1500円、町外者は2500円、中学生以下は無料。

実行委は「参加者一人ひとりに寄り添い、成長を温かく見守るアットホームなコンクールとなるよう工夫を凝らしています。アマチュアからプロを目指す方までご参加いただけます」と話しています。

参加料はアマ部門が5000円、プロ部門はピアノソロが1万円、室内楽が1組1万5000円。年齢不問。申し込みはホームページから2月29日(木)まで受け付けています(先着順締切)。問い合わせは同コンクール実行委員会(TEL：0166-85-7274)へ。