旭川から日帰りドライブで行ける名所。
今年はいくつまわれるかな?
【旭川】アートみたいにダイナミック
旭山動物園に隣接する名所。約2300本のエゾヤマザクラやカタクリの群落が春の訪れを告げます。ここのハイライトは何といっても夜桜。5/1~6に地元有志が主催する夜桜まつりでは50基ほどの照明が周辺を幻想的に照らします。5/3・4は地元アーティストが参加するステージイベントも。
【名寄】白鳥ボートの湖面から
50本と数は少なめなものの、広々とした園内には池が広がり、スワンボートに乗って水面からのお花見を楽しめます。隣接する旧名寄本線の鉄路には立派なSL排雪列車キマロキが屋外展示されているから、花見のあとは鉄道遺産も見てね!
【剣淵】ピンクに染まる水鏡
桜岡湖を一周するおよそ3.8kmの遊歩道には、園路沿いに桜並木が。水面に映り込む逆さ桜も美しく、幻想的な春のワンシーンに心を奪われます。東屋やトイレも整備。
【富良野】名作に思いを馳せて
布部川沿いを走る道道544号線で、通称・麓郷街道桜並木と呼ばれる約10kmの幹線道路。40年前に一人の住民が1本を植樹したのが始まりで、1981年には人気ドラマ「北の国から」の富良野ロケ完了を記念して、300本をさらに植樹。春に訪れる“北の国からファン”を魅了しています。
【美瑛】波打つ丘の桜たち
市街地近くの憩いの場。高台にあり、300本の桜とともに美瑛の丘陵を一望できます。5/4~9の19~21時にはライトアップを予定。5/12の桜まつりでは白金太鼓演奏、餅まき、子供縁日も。
【東神楽】広がる童話の世界
湖周辺におよそ200本のエゾヤマザクラが咲き誇る森林公園です。園内にはゴーカートやレンタサイクルなど多彩な遊具が用意され、さらに人気のキャンプ場や温浴施設「花神楽」もあるので、春の一日を気持ちよく過ごせそう。
【上富良野】スピードダウンして見つけてね
国道237号線、上富良野町と美瑛町を分ける深山峠。その展望台から上富良野側に2kmほど下った場所に、数多くのエゾヤマザクラが咲いています。国道沿いのため、意外とみんなスルーしてしまう穴場かも。
【上川】春の眼福、ここにあり
JR上川駅から徒歩5分。広い丘陵全体にエゾヤマザクラが植えられ、下から、横から、上からの花見を叶えてくれます。公園内の大雪展望台に向かう途中には桜のあいだから大雪山連峰がちらり。頂上の「エスポワールの鐘」からの絶景はいうまでもありません。運が良ければ上川町のゆるキャラ「かみっきー」にも会えるかも!?
【中富良野】厳かに、穏やかに
人気観光スポット・ファーム富田近く、中富良野ラベンダー園に隣接する穴場。50本ほどと少ないものの、まとまって咲いている様子が国道からもわかります。鳥居越しに見下ろす桜と、富良野盆地の雄大な眺めに癒されて。
【愛別】春が来るたび、愛がほころぶ
愛別の町の木は桜!多目的広場「ふれあい通り」には、町民の結婚を祝って記念植樹したロマンチックな桜の一帯が。市街近くの標高260mの小高い丘には、桜の名所として知られる蓬莱山も。こちらは愛別神社の境内でもあり、1989年のまちの木の制定に伴い約600本が植樹されました。
【当麻】みんなで歩いた青春の桜並木
町営野球場と、総合グラウンドの間の道は、両サイドに合計30本ほどが植えられ、並木道になっています。道の突き当たりはアスレチック併設のキャンプ場がある当麻山で、こちらも桜の名所。お散歩しながらゆったり過ごして。
【士別】鳥居に延びる園路も絶景です
士別神社が鎮座する九十九山全体が、この時期ピンクに染まります。2000本ものエゾヤマザクラやチシマザクラ、エゾカスミザクラが咲き乱れるようすは圧巻。散策のあとは、羊と雲の丘の頂上にあるレストラン羊飼いの家で、士別産サフォークラム肉のランチをどうぞ。
【深川】D51と桜、町民優しく見守って
約800本のエゾヤマザクラ、チシマザクラなどが咲き誇り、毎年大勢の市民で賑わう自然公園。SLが展示されている園内ではバーベキューを楽しめるほか、パークゴルフ場やウッドチップを敷き詰めたジョギングコースも。4/29~5/6の桜ウィークには、満開の桜の下、町民たちで賑わいます。
【鷹栖】桜のトンネルくぐってみない?
町民みずから、2000本の桜をはじめ様々な樹々を植えて整備を進めてきた自然公園。高台からは大雪山・十勝岳連峰がよ~く見える! 5/3・4は多彩なステージイベントとキッチンカーが出店するさくらフェスタを実施。19~20時半には夜間のライトアップも予定しています。
【東川】桜も田んぼも一望だ
3階建てのキトウシ展望閣(入場無料)から見下ろす景色は、他ではなかなか見られない田園地帯ならではの風景。展望閣の近くまでは車で登れ、広場からは登山道が延びています。春のハイキングを楽しんだあとは、近隣の温浴施設「きとろん」で汗を流して。
【比布】大人を酔わせる一本桜
比布町の名店、「赤兵衛」と「割烹荒尾」の間の庭園に植えられた樹は、その昔、山から苗を運んだ樹齢60年超の立派な一本桜です。寒くても風が強くても、お座敷で呑みながらライトアップされた夜桜を愛でる…大人の花見の醍醐味です。座敷席は予約がおすすめ。
【和寒】線路沿いの桜源郷
約1600本のエゾヤマザクラが植えられ、見頃の時期には峠一面に素晴らしい景色が広がります。また塩狩から南丘森林公園までの往復約14kmの道路脇にも桜が植えられているので、ウォーキングやサイクリングに挑戦してみては。5/1からは町内お花見スタンプラリーもスタート(台紙は観光協会で配布)。
お花畑スポット
カタクリ
旭川と比布をまたぐ突哨山の自然公園で、カタクリの一大群落地として有名です。今年は5/6まで開園。幻の白いカタクリ、見つけられる?入園無料。
チューリップ
200種70万本が咲き誇り、見頃は5月中旬。球根の掘り取り販売もあり。入園料600円(中学生以下半額)。5月は「ゆうべつチューリップフェア」を開催。
藤
昭和20年から少しずつ苗木を増やし、今では1kmの藤棚がつながる名所。薄紫や白の花が甘い香りのトンネルを作ります。見頃は6月上~中旬。入園無料。
ミズバショウ
春の遅い山間で、残雪を割りながら姿を現す純白の山野草の姿は感動もの。国道39号線沿いに水芭蕉園があり、見頃は5月上旬。入園無料。
芝桜
5/1開園。見頃の5月中旬には10万㎡の丘一面がピンクに染まります。入園料500円(小中学生半額、小学生未満無料)。芝ざくらまつりは5/7~31。