ドイツ出身のマリレさん
29日まで幻想画個展

ドイツ生まれの画家、小野寺マリレさんの個展が、9月29日(日)まで旭川プラタナスプレイス「かぐら蔵」(旭川市神楽岡8条1丁目)で開かれています。

1943年に生まれ、23歳で日本に移住。世界各国で様々な技法を学びながら、ドイツやオーストリア、タイなどで多くの展覧会や個展を開き、世界的な幻想派の画家として活躍しています。現在は白老町にアトリエを構え、今もなお精力的に創作活動を続けています。顔料に卵を混ぜる古典的なテンペラの技術を用いて、自身の中にある風景を色彩豊かに描き、見る人には、ファンタジーの中に現実が溶け込むような不思議な感覚を与えてくれます。

個展は、コロナ禍で休業していたかぐら蔵の再オープンに合わせ企画。運営を担う北海道アーツ＆クリエイション合同会社の横井昴也さんは「日常的に芸術に触れ、生活の中に文化的な楽しみを作ってほしい」と話しています。開場は午前10時から午後5時。入場無料。火・水曜定休。問い合わせは同社(TEL：070-4281-1801)へ。