10月21日は「あかりの日」。
みんなの暮らしを優しく照らす、いろんなマチのデザイン街灯、見つけたよ。
【士別市】往年のワンシーンを留めて
かつてこの地に屯田兵が入植した際、停車場通りとして利用されてきた過去の情景をとどめようと、平成15年に馬車のデザイン街灯を設置。とてもハイカラなデザインで、士別市内の商店街エリアを、おしゃれに彩っています。
【美瑛町】幸せが再び訪れますように
町花のスズランをモチーフにした可憐なデザインです。平成10年に美瑛町鉄西土地区画整理事業に伴って施工しました。駅のそば、ぽつりと落とされる品のいい灯りは、旅路を美しく演出してくれそうです。
【旭川市】ひっそり、ななかまどのレリーフも
夜の街にじわりと滲む、印象的なオレンジの灯りをこぼすガス灯。歴史と文化を感じさせる古いレンガ造りの倉庫群が連なる宮下通に、平成9年に整備されました。石畳の道とともに、ヨーロッパのような洗練の雰囲気を漂わせています。
※システムの不具合により、現在2基が不点灯
【比布町】頭上に浮かぶいちごたち
「スキーといちごのまち」比布町らしく、いちごがモチーフ。レトロかわいいステンドグラスだけじゃなく、照明カバーもさりげなく、ぽってりいちご型。市街地のイメージアップのため、平成3年から数年かけて新設されました。
【剣淵町】迷い込んだらおとぎの国
「絵本の里」としてまちづくりをする剣淵町らしい、絵本を読むにわとりとひよこの親子。平成9年、4基を設置しました。両サイドにあるのはお城の尖塔?こうした街灯のほかに、ぞくぞく誕生中のデザインポストやシャッターアートが、かわいらしい街の雰囲気づくりに一役買っています。
【名寄市】紅葉シーズンにタイムリーなデザイン
名寄市で見つけたのは、平成11年に新設された、ひっそりとしたもみじのモチーフ。小さな1枚の落ち葉のようなもみじが、道行く人たちを優しく見守っています。ちなみに、名寄から幌加内町の母子里に抜ける「名母トンネル」付近は、この時期ちょうどもみじやイチョウが紅葉の見ごろを迎えます。
【東神楽町】ひらひらの花びらに灯る明かり
こちらは「花のまち」東神楽町。平成元年頃に町役場の向かいにある町民の憩いの場「義経公園」に彩りを添えようとチューリップの花を模した街灯を設置しました。日が落ちて赤い花弁に明かりが灯ると、夜道に温かな暖色を落としてくれます。
【当麻町】推しは多いほどいい
でんすけすいか、町花のキク、写真にはありませんが、龍も。町の特産やイメージをPRするために設置された街灯は、ステンドグラスにそのモチーフが描かれています。町内に点在しているので、探してみて。
【幌加内町】日本一×3!!!
幌加内の街灯には、雪の結晶が。これは昭和53年に、旭川市の最寒気温を0.2度下回る、日本一の最寒気温-41.2度を記録したことを示しています。日本一の最寒温度、日本最大の人造湖「朱鞠内湖」、そば畑の面積日本一、と、「日本一」が3つもあるスゴイまちなのです。
【愛別町】出汁のように広がる深い愛
愛別町のキャラクター、しいたけのあいちゃんマンのステンドグラスに、まいたけのラブリーちゃんが描かれたボードが。このサイズ感に、二人のパワーバランスが見てとれる?愛別町は橋の名前にもマンホールにもきのこを採用したり、果てはオリジナルソング「深い出汁で 君の心を包みたい」をリリースしたりと、愛に満ち満ちています。