あの業務用旭川生ラーメンが
こっそり進化していました

透明フィルムのパッケージ、真ん中にどーんと書かれた「業務用」の文字…ラーメンや冷やし中華の麺として、旭川市民にお馴染みの藤原製麺株式会社(旭川市9条通14丁目)の生麺「業務用旭川生ラーメン3食入」が、この春、常温保存ができるようにリニューアルしました。

同社は昭和23年に創業し、市内有名店への卸しをはじめ、スーパーを中心に生ラーメンやそばやそうめんの乾麺を全国に販売しています。業務用生ラーメンは最も古い商品の一つで、つるつるとした舌触りのちぢれ麺が地元民に愛されてきました。

今回のリニューアルは、記憶に新しい北海道胆振東部地震の大停電による冷蔵商品の大量廃棄を教訓に開発されたもの。「原材料の配合を見直したことで、味や食感は変えずに常温で30日間保存ができるようになりました」と商品企画部の福岡課長代理。セール時の買いだめもしやすくなりそうです。

店頭では、プロ御用達の意味を込めた「業務用」の文字はそのままに、旭橋をあしらったパッケージデザインで販売を始めています。問合せは同社(電話0166・26・5487、平日のみ受付)へ。