砂像やサイクルツーリズム
南さつま市の魅力を紹介

旭川市と姉妹都市を結ぶ鹿児島県・南さつま市の観光名所や交流の様子などを紹介するパネル展が、旭川駅北広場で開かれています。

世界でも有数の砂像の祭典が開催される南さつま市の砂像関係者が、旭川冬まつりの雪像制作に参加したのを機に始まった両市の交流。2015年の姉妹都市提携から5周年の昨年から今年にかけて、市や鹿児島県人会などによる実行委員会が、様々な記念行事を計画していましたが、新型コロナウイルスの影響で、相次いで中止になってしまいました。

パネル展は、こうした中、姉妹都市のことを広く市民に知ってもらい、南さつま市との交流の絆がさらに深まることを願い、企画されました。

会場には、砂像をはじめ、同市が推進するサイクルツーリズムで楽しめる風景、海岸砂丘や岬の夕日の写真など20枚と、昨年末に同市から贈られた応援メッセージ横断幕が掲示されています。また、イオンモール旭川駅前のデジタルサイネージでは、同市の観光PR動画も放映されています。

夜には会場周辺が医療従事者への感謝を込めたブルーのイルミネーションでライトアップされ、雪と明かりの美しい空間を作り出しています。

パネル展を担当する実行委事務局の市都市交流課は「コロナ禍に姉妹都市から寄せられた温かいメッセージと、南さつま市の魅力を多くの旭川市民に知ってほしい」と話しています。

パネル展と動画の放映は2月14日(日)まで。