木工雑貨や家具、アートなど
近隣の若手作家10組が展示

旭川市と近郊で活動する20～30代の若手木工作家による作品展「木のある暮らし展」が、10月13日(金)から15日(日)まで、旭川デザインギャラリー(旭川市宮下通11丁目)で開かれます。

地域のブランド構築を担う旭川デザインプロデューサーとしても活動する横井昂也さん＝写真右＝の企画。10組の木工作家が参加し、家具や寄せ木で作るアクセサリー、動物をモチーフにした彫刻など、バラエティに富んだ作品を展示・販売します。

作家は働くかたわら作品を制作したり、独立を目指して活動したりする若者が中心で、こうした展示が初めてという人も。東川町の家具工房に勤務する倉橋司さん＝左＝もその一人です。音更町の高校を卒業後、高いレベルの家具づくりを学ぼうと旭川高等技術専門学院に入学。東川町で就職してからは仕事を通して腕を磨き続け、2019年の技能五輪全国大会で金賞を受賞しました。当日は木工を始めたきっかけでもあるイスや、趣味を反映したスケートボードなどを展示します。今秋には独立を予定しており、「後世に残るイスを作りたい」と意気込みを話しています。

会期中は出展者の誰かが常に在廊する予定で、初日の午後7時からはトークイベントも実施。仕事をしながらの作品づくりや、ものづくりをしながらの生活など、それぞれのライフスタイルや人柄も知ることができそうです。えな珈琲の若林紗希さん＝中央＝による喫茶コーナーもあるので、コーヒーを片手にゆったりと作家との交流を楽しめそう。開場は午前11時から午後7時まで。問い合わせは横井さん( takaya451@gmail.com )へ。