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第18回北海道きのこ品評会の菌床生しいたけ部門にて、株式会社ライジングの主力品目「彰角(しょうかく)」が最高賞の「林野庁長官賞」を受賞しました。
道内の生産者が育成したきのこの出来栄えを競うきのこ品評会は、生産者の技術向上と安定した生産体制の構築、消費拡大を目的として開催されています。審査の項目は多岐にわたり、鮮度の良さをはじめ、見た目の美しさを判断する粒の揃いやパック詰め、傘や柄の形状の調和、水分や色調など、総合的に判断されます。
株式会社ライジングでは今回が初めての出品でしたが、すべての項目で審査員から高評価を得る結果となりました。
胆振地方のナラ材やカバ材を用い、愛別町で生産している菌床は、培養という工程でしっかり熟成させた後、東神楽町八千代に場所を移し、発生操作の工程に入ります。発芽から収穫時期を迎えるまでおよそ1〜2週間、適切な環境管理を行い、丁寧に育んでいきます。
こだわりと愛情を持って生産している製品の受賞は関係者にとっても喜びが大きく、名付け親でもある代表の佐藤彰角さんは「これまでの取り組みが評価されたことは大きな喜び。これからもライジングならではの個性を高め、椎茸の魅力やおいしさを広く知ってもらい、消費の底上げや業界全体の盛り上がりに寄与できたら幸いです。」と語ります。
この夏から新たに加わったスタッフ、工場長代理を務める佐藤雄大さんは、家具作りの職人からの転職組で、様々な知識を学びながら現場の統括やSNSでの発信も担当しています。
生産や管理はもちろんのこと、職人の経験を活かして、ハウス内の設備や修繕なども手掛け、マルチな活躍ぶり。
「現場のスタッフに助けられ、日々色々なことを教わっています。素晴らしいチームワークの中で育てている自慢の椎茸を、もっと多くの人に食べてもらえるよう、PRにも力を入れていきたい。」と元気な笑顔をみせます。
特徴のひとつでもある、大きさな傘。その見た目のインパクトだけでなく、味わいの評判も高い「彰角」は、10〜5月がシーズン。寒さが厳しくなるこれからが本番で、鍋料理などでの需要が一気に高まります。冬が深まるに連れ更に旨みを蓄える椎茸のおいしさを、ぜひ一度味わってみては。
販売はアミューズマーケット(旭川市神楽岡5条4丁目1-8)、東川の道の駅、ハル・マーケット(不定期)、ライジングオフィスにて。ライナーのECサイトものぴりかでも取り扱い開始。