やわく、力強い自然の息吹
共鳴する2人の作品展

福岡を拠点に全国で活躍する陶芸・ガラス作家の石原多見子さんと、0202(オニオニ)の名で活動する彫金作家のとよだようこさんによる2人展が、ギャルリ・アンヴォル(旭川市旭岡2丁目)で6月9日(日)まで開かれています。

オブジェやカップなどの器、さらにガラスと組み合わせた花入れや花留めなど、素材の質感を活かした石原さんの陶作品は、用途にとらわれることなく、置き方を変えることで色々な角度から楽しむことができます。

とよださんの作品は、真鍮やシルバーで作った植物モチーフのアクセサリーをはじめ、モビール、ランプシェードなど線の美しさを感じる繊細な手仕事。ゆらゆらと揺れる姿がかわいらしい組み立て式のオブジェ「ちょうちょやじろべー」などの新作も届いています。2人は「緑あふれる北の嵐山。のどかな陽に照らされて調和する作品の形や色を感じてほしいです」と穏やかに話します。

作品はすべて購入可。開場は午前11時から午後5時。問い合わせは梅鳳堂(TEL：0166-23-4082)へ。