日々の学びを地域へ発信
土日に短大フェスティバル

　旭川大学短期大学部(永山3ノ23)は、日ごろの大学での学びについて知ってもらおうと6月11日(土)、12日(日)の2日間、「短大まるごとフェスティバル」を開きます。

　生活福祉や食物栄養、幼児教育など、同大学の学生たちは暮らしや地域を支える仕事に直結する専門的な内容を学んでいます。期間中は各分野の特色を活かし、食物や遊びをテーマに親子で楽しめる催しを多数用意しています。幼児教育学科は、ジュンク堂書店旭川店とコラボして絵本の読み聞かせを行うほか、一教室まるごと本屋さんに変身する出張本屋で、教員おすすめの本や仕掛け絵本、木の実などの自然素材から作った画材を販売します。

　12日(日)午前11時からは、各学科の合同推薦企画として、旭山動物園の坂東元園長＝写真＝による講演会が開かれます。来園者のはるか頭上を悠々と歩く「空中散歩」で有名なオランウータンを題材に、同大学の専攻にまつわる話題を独自の切り口で語ります。会場は251講堂。入場無料、予約不要。

　そのほか、入試相談やロボット技術を搭載した最新福祉機器の体験など、大学進学を考えている学生にも有意義なイベントです。入場無料。両日午前10時半から午後6時まで。問い合わせは旭川大学短期大学部(電話0166-48-3121)へ。