地域住民「支えあい」の拠点 集いの場について考える

旭川市社会福祉協議会は、11月25日(金)の午後1時30分から4時に旭川市公会堂(旭川市常磐公園内)で、地域住民が交流する「集いの場」活動の報告会を実施します。

集いの場は仲間づくりや世代間交流を目的として、高齢者や子育て中の親子などを対象に地域住民が運営しています。市内145箇所でお茶を飲みながらのおしゃべりや料理教室などのレクリエーション、季節行事など多彩なプログラムを実践しています。

セミナーでは旭川大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科准教授の朴姫淑(パクヒスク)さんが、地域に集いの場が必要な社会的背景や、活動によって得られる効果について講演します。また、東鷹栖地区の子育てサロンや北門地区の子ども食堂、末広地区の男性交流サロン、忠和地区の高齢者サロンなど、各地域の代表者が集いの場を立ち上げたきっかけや活動してみての思いなどを報告します。

「活動者の体験談を通して、私たち個人が地域にできることを考えるきっかけにしてほしい」と担当者。参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。問い合わせは協議会の小山さん(☎0166-23-0742)へ。