コーヒーとパンで200円！ 「朝セブン」旭川でも好調

大手コンビニチェーンのセブンイレブンで、対象のパン1個とコーヒー1杯をセットにした「朝セブン」が好調です。

厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査」の最新結果によると、朝食の欠食率は男性で14・3％、女性では10・1％。男性は30代が、女性は20代が最多でそれぞれおよそ4人に1人が朝食を抜いています。健康面からみれば朝食を抜かない方がいいと分かっていても、共働き夫婦などの増加により、1分1秒が惜しい朝の時間を食事に割けない現状があるようです。ライフメディアのリサーチバンクが調べた「朝食に関する調査」によると、現代の朝食の合言葉は「手軽に」「手早く」「簡単に」。こうした背景の中、セブンイレブンが始めた朝セブンは、ファストフードのような手軽さと割安感が受けて、都内ではいっとき対象のパンがなくなるほどの盛況ぶりでした。

「旭川ではパンがなくなるほどではありませんが、テレビCMなどで日を追うごとに認知度が上がり、利用者が増えています。市内だけでなく、留萌や上川地区での反響も大きいようです」と旭川北地区担当の佐藤さん。朝セブンを実施している5条19丁目店の坂本副店長は「当店は通勤客が多く、男性、女性問わず利用されている印象です。ピークは朝8時ごろ。リピーターも増え、店内にあるイートインスペースでさっと食べていかれる方も多いですよ」と効果を感じている様子です。

選べるパンは8種類。ちぎりパン(チョコチップクリーム)やソーセージロールなど定番品のほか、チョコメロンクロワッサンなどの新顔を加えたラインナップです。コーヒーは1杯分ずつ挽きたての豆でマシンドリップする安定の味わい。レギュラーサイズのホットとアイスが対象です。朝セブンは3月31日(金)までの午前4時から11時のあいだ、セブンイレブン全店で実施しています。