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名寄市
ひまわり酵母培養中!名寄の風土を表現する新しい名物パンになーれ
僕の店「ベーカリーイシダ」では、いま名寄産ハスカップから育てた酵母を使ってパンを焼いています。でももっと名寄らしさのあるパンを作りたくて、花酵母を研究している函館高専の小林教授に依頼し、8月下旬、ひまわり花弁から酵母を採取してもらいました。
写真で試験管に入っているのが、できたてほやほやのひまわり酵母です!今からこれに水や小麦粉を合わせて育てていきます。1回目の試作が焼き上がるのは10月半ば頃。どんな風味が出せるのかわかりませんが、名寄の風土を表現できるものであることを期待しています。名寄にはひまわりの種から採った油と、花弁のパウダーがありますので、それらを繋ぐ存在になれたらいいな。本格的に販売できるのは11月頃。この挑戦がどうなったか、ぜひ皆さんお試し下さい!
■ベーカリーイシダ/名寄市西4条南2丁目10番地1
TEL01654-8-7615
8~18時、火曜定休
http://bakery-ishida.com/
旭川市
地震も乗り越え 国際線ターミナルビル完成に向けて着々と
先月の地震、皆さんお怪我はありませんでしたか?停電で交通機関が乱れる中、自家発電機と貯水タンクをフル回転し、旭川空港に離発着する飛行機は多少遅れは出たものの1便として欠航せず、むしろ地震当日はJALとANAが各1便、翌日にはJALが2便の臨時便を飛ばし、羽田行きを希望するお客様全員を無事目的地までお送りできました。空席待ちの長い行列をSNSなどで目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
11月22日にオープンを控えた国際線ターミナルビルも、お陰さまで地震後も休まず工事を進められています。10月13・14日にはプレイベントとして、地域の農作物やグルメを販売する「農場マルシェ」を実施します。オープンに向けて盛り上がる旭川空港にぜひお越し下さい。
■旭川空港ビル株式会社/東神楽町東2線16号
TEL0166-83-3939
https://www.aapb.co.jp
深川市
果樹王国だもん 今はりんごが熱~い!
地震や台風の影響を大きく受けることなく、今年も順調に生育しました。寒暖差の激しい地域の特性が生きた、非常に良食味のりんごができています。
りんごの加工品は色々あるのですが、このたび深川産りんごを使った「ふかがわシードル」が国内最大規模のシードルのコンテストで最高位賞を受賞。また、今年6月に発売した無加糖・無調整で水一滴さえ加えない100%ストレート果汁のノンアルコール「アップルジュースパーク」は、約600本がすぐ完売しました。急ピッチで製造を進めている人気商品で、いずれも最高品質の深川産りんごがPRできたと思っています。今月27日(土)には、道の駅ライスランドふかがわでアップルフェスタも!新品種から昔ながらの品種まで食べ比べできますよ。
■深川市経済・地域振興部/TEL0164-26-2255
上川町
層雲峡温泉は元気です☆紅葉谷でライトアップ
大雪山国立公園として初めて、層雲峡温泉にある紅葉谷(もみじだに)をライトアップするイルミネートを行っています。
多くの皆さんにこの大自然を楽しんでもらうために、紅葉の変化をモニタリングしたり、光害がないか調査するなど保全活動にも取り組む中で、長年の願いと努力が実を結びました。自然が相手なので、紅葉を見定めてどこにどう器具を配置するかが難しかったですね。照明は省エネのLEDを採用。50基を設置しますが、電力はドライヤー5台分くらいです。極力短い時間にして、温泉街でも節電運動を声掛けし合っています。
イルミネートは午後6時から9時で、今月14 日(日)まで。旭川発着の日帰りバスツアーもありますが…ぜひ温泉に泊まって欲しいですね(笑)
士別市
標本マニアの若手学芸員が企画!3館特別巡回展
美しいアートのようですが、実はこれ標本です。皮や肉を特殊な薬品で透明にして、骨だけを赤や青に染めています。元々は解剖学や発生学の研究で利用されていた手法です。
富良野市博物館、当館、オホーツクミュージアムえさしが実施するこの巡回展「透明標本と骨格標本の世界」は、僕たち標本マニアの若手学芸員が企画しました!標本は地域の生態系を知る助けになるほか、将来分類が見直されるなどしたときにも重要な判断材料となります。展示をきっかけに標本の役割を知っていただけたらいいですね。
僕自身も鳥類など小動物を中心に骨格標本作りをたしなんでいます。今一番の楽しみは、近く標本作りのパイオニアから樹脂封入の方法を習うこと!さらに腕を上げますよ~。
Shibetsu City Museum
士別市立博物館
住所:士別市西士別町2554番地TEL:0165-22-3320/定休日:月曜日と火曜日(祝日の場合は開館) 年末年始 一部冬期間(1月末~2月末)の平日/駐車場:20台
士別市/文化スポット
美瑛町
目撃できるのは約10日間 奇跡のコントラストをぜひ
美瑛の紅葉は一味違う!今回紹介したいのは“カラマツの紅葉”です。
カラマツは「落葉松」と書く通り、葉を落とす珍しい松です。日本の針葉樹では唯一の落葉性の高木。月末ごろから10日間ほど、一斉に黄葉に変わり、その後すべて葉を落としてしまいます。美瑛の丘には、稜線伝いにカラマツが一直線に並んで立っていることが多いのですが、それがバッと色づくと、オレンジがかった黄金色のモコモコが見渡す限り一面に広がります。足下には、青々と育ち始めた秋蒔き小麦の新芽の鮮やかな緑の絨毯。遠くには真っ白な新雪をまとった十勝岳連峰の山々がそびえ立つ。新緑の緑、紅葉の黄色、新雪の白という3色のコントラストは、3つの季節の色が一堂に会す絶景です。この一瞬の奇跡を、ぜひその目に焼き付けてください。
■丘のまちびえいDMOオフィス/TEL0166-74-5757