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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 息子二人のシングルマザーとして働いてきた荒木さん。お店の営業の傍ら、地方から来たスポーツ特待生の食事管理も担っています。毎日3食作って休みはないけれど「面倒を見るのが好きなの」とにっこり
いかに旭川がラーメンのまちといえども、朝5時から開いているラーメン屋は珍しいのでは。そんな気合い入りまくりのお店を切り盛りする荒木さんは、一体どんな人?
小学2年生から高校卒業まで、柔道一筋。厳しい練習と持ち前のセンスで、高校3年のときには全道2位までのぼり詰めました。卒業後は「食堂のおばちゃんになりたい」という漠然とした夢をかたちにするべく、こぐまグループの東神楽店に就職。何にでもチャレンジさせてくれるオーナーの後押しもあり、1年目から料理人として活躍しました。「土地柄もあって、農家の人々にお弁当を届けたり、お年寄りにはそばやうどんを用意したりね」。まちの人々のリクエストを聞くうちに、ラーメン以外の調理経験も培われ、多彩なニーズに応える対応力を身につけたと話します。
結婚や出産、離婚という人生の大きな出来事を経て、2年ほど前に独立し「こぐまん」をオープン。18歳から現在までの26年間は、柔道に代わりラーメンに打ち込んできました。小さかった常連さんの子供が大人になって、自分の子供を連れてくることもあり「3世代が食べられる味を心掛けてるんだ」と荒木さん。「今もずっと大変だけど、周りの人に恵まれてるよね」と明るく笑い飛ばす横顔が印象的です。