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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 地域の農工具を展示する私設博物館を作ったり、オープンカフェを作ったりと、夢はたくさん。「最近は納屋の中に子供たちのサッカー練習場を作ったよ」。いつまでも完成しない夢の国なのです
東川町の奥、自然豊かな農村が広がる小さな「しののめ地区」に、6年前に移転してきたイタリアンのシェフ・ゴローさん。この土地にほれ込み、自分の料理には、ここの農家さんから直買いした野菜しか使いません(ときどき自家菜園の野菜も登場します)。
ゴローさんはイタリアでの修業を経て、20年前に旭川市内で出店しました。その後、もっと自然に近い場所で過ごしたいと、東川のこの古民家を取得。自宅兼レストランとして自力で改装を続け、移住を果たしました。目下の楽しみは、地域の野菜を使った「しののめジェラート」の改良です。この頃は野菜だけでなく、ベリーやミントなども登場していて、野菜ジェラートらしさが失われてきたことを自ら反省。「じゃあコーンに野菜を練り込んで焼いちゃおう」とひらめきました。1つずつ焼き上げる手間を考えると大変な労力ですが「ジェラートは、作った次の日が一番おいしく、コーンは焼き立てがいちばん。最高の状態を知ってるから、妥協できないんだよね~」とのんびり。「せっかくの自分のお店だから、楽しく思えることを少しずつ、ずーっとやっていたいんだ」と、愛娘と見せる笑顔が印象的です。
ゴロー畑のニンジンやパプリカを練り込んだ野菜ワッフルコーンは、提供を始めたばかり。しののめの味、ご堪能あれ。