この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- 大都市ソウルの出身で、韓国料理研究家。旭川と札幌に店舗を展開し、夫の金さんと二人三脚で切り盛りしています。いつも明るく気さくな人柄に、ファンも多数
細腕に最大10杯!いつもはつらつとドリンクを運んできてくれるのは、焼肉店「金花郎」の社長で、韓国出身の尹智妍(ユンジヨン)さんです。1986年、旭川で生まれ育った夫の金さんとの結婚を機に来旭。雪の降る中、不安な気持ちで飛行機と汽車を乗り継ぎ、やってきました。
オープンは24年前。家族経営の店は、本場の味わいがすぐに人気となり、急きょ、尹さんがレジに立つことになりました。今でこそよどみなく日本語を話す尹さんですが、当時はひと言もわからない状態。「迷惑ばかりかけましたが、旭川の人たちは言葉やレジの操作まで優しく教えてくれました」と振り返ります。
コロナ禍で運営は厳しいけれど、「新しいことにチャレンジできるチャンス」と前向きです。看板料理の改良やテイクアウトメニューの充実、ランチ営業も試したところ大好評でした。この夏は南蛮味噌用の青唐辛子や、年末に販売するローストチキン用のローズマリーも育てています。
「韓国から来た私を、旭川の人たちは雪も解けるような温かさで迎えてくれました。だから少しでも元気を分けて、この町に恩返しをしたい。皆さんに喜んでもらえるように、草刈りで町をきれいにしたいって目標もあるのよ」と教えてくれました。
炭火焼き肉 金花郎 一条店
旭川市1条通4丁目
☎0166-22-8929
17〜23時(土日16時~)
不定休