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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 「ハーブを通して、健康にちょっと気を遣い、生活をより豊かにするお手伝いができれば」。丁寧に、でも手を掛け過ぎない育て方は、自身の子育てにも通じるものがあるそう。ハーブティーなどは主にネットショップで販売しています
美瑛川が優しい音色を奏で、渇いた風が吹く西神楽の奥地にあるハーブ農園「リアン」は、肥料や農薬を使わない自然農法で40種類以上のオーガニックハーブを育てています。
代表は旭川出身の石田佳奈子さん。オーガニックという言葉がまだ珍しかった17年前、留学先のオーストラリアでハーブを取り入れたライフスタイルに触れました。帰国後はアロマセラピストとして活動を始めますが、とことん突き詰めたくなる性格と情熱を武器に、今度は単身フランスへ。「お金がなくて移動はヒッチハイク。食べるものに困ったことも、野草を真剣に学ぶきっかけになりました」と壮絶な経験も。伝統的な蒸留農家に弟子入りし、小さなハーブ園を経営するなど充実の12年間を過ごし、一昨年に帰旭しました。
リアンでは、栽培したハーブのほか、エゾヨモギやシラカバなど自生する植物も活用します。すべて手摘みし、香りや風味を損なわないよう花の形を残して乾燥させるのが特徴。蒸留水やオイルへの加工も石田さんが行い、「丁寧に扱えば返してくれる。ハーブは利用するものではなく、支え合う存在」と話します。 農家だった祖母に憧れていて、今は理想の生活。「好きなことだから、大変だけど楽しい」と石田さん。7月は収穫の最盛期。大自然の中、今日も笑顔で汗を流します。
Lien リアン
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