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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 「不安は大いにあるけれど…」と祥吾さん。次なる目標に売上1億円を掲げ、大きすぎる義父の背中を懸命に追いかける日々を送ります
近隣スーパーの産直コーナーでお馴染みとなった、超特大の「ジャンボシイタケ」。鷹栖町にある助安(すけやす)農場で生産しています。
現会長・誠二さん(左)の祖父は100年前に四国から入植し稲作に従事。昭和52年に誠二さんが家業を継ぐと「きつい、汚い、危険という農業のイメージを変えたい」と、当時珍しかった法人化を果たし、農地拡大と機械化で経営規模を拡大しました。
モットーは「良いときこそ次の一手を」。米の価格下落を見据えて20年ほど前から新たに野菜作りを始め、その後は冬場の雇用対策を兼ねてシイタケ栽培に着手しました。「他とは違う価値を付けることが重要だ」と、大きさで勝負することを決めたものの、発売当初は全く売れない日々。しかし口コミやテレビ出演などの戦術が功を奏し、今では冬場の主力商品として農場の売上を支える存在に成長しています。
一昨年からは娘の美香さんが専務に、その夫の高安祥吾さん(右)が社長として経営を引き継ぎ3人体制に。祥吾さんは営業職からの脱サラということもあり、「義父が築いてくれた土台を生かし、SNSでのPRやイベント出店、小売店への積極的な営業活動で、全国各地に助安農場の味を広めていきたい」と目を輝かせています。