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内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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- 食べることが大好きで、食べ歩きが趣味。今は経営に集中するため店にはあまり出ていませんが、2店舗目のリサーチのために、旭川や札幌で気になるグルメを鋭意調査中です
丁寧に仕込まれた臭みのない「ネギ塩ホルモン」を目当てに、常連や観光客でにぎわう店内。かつては千葉さんも、前オーナーが仕込むこのホルモンに惚れ込み足しげく店に通う常連の一人でした。あるとき後継者を探していると聞き、この味を途絶えさせたくない一心で立候補しました。長くインテリア業界で働いてきて、飲食の世界ははじめて。1カ月間は無給で、肉のさばき方や大腸の下処理の方法、炭のおこし方などを体に叩き込みました。
店を引き継いでから来年で丸10年が経ちます。看板メニューの塩ホルモンはずっと変わらない味を提供していますが、変わったものも。例えばタレは、毎年の流行に合わせて少しずつ改良を重ねています。さらにコロナ禍には、ホルモンに次ぐ人気商品を作ろうと、士別産サフォークの一頭買いにチャレンジしました。刺身で食べられるほど新鮮な身はもちろん、希少なタンやレバーなど、羊肉の魅力を余すことなく提供するスタイルで評判を呼んでいます。
「実はいま、次の展開を考えているの。七輪屋の魅力を伝えるために市外に2号店を出店するか、現地の人が作るアジアン料理の店を旭川に開くか模索中。楽しみにしていて欲しいです」と千葉さん。内に外に、旭川を盛り上げるアイデアを練っています。