フランス・ノルマンディ地方の郷土料理を手軽にご家庭で。濃厚クリームの隠し味に旬のりんごとシードルを使った、ちょっぴり大人の煮込み料理です。
材料(2人前)
- チキンレッグ (骨付き鶏もも肉)・・・2本
- 玉ねぎ・・・1/2個
- にんにく・・・2片
- シードル・・・200ml
- 生クリーム・・・200ml
- チキンブイヨン・・・200ml
- コニャック(白ワイン可)・・・少々
- バター・・・30~40g
- 塩・・・適量
- 胡椒・・・適量
【りんごのキャラメリゼ】(付け合わせ)
- りんご・・・1個
- 砂糖・・・適量
- バター・・・10g
- シェリービネガー(りんご酢可)・・・少量
作り方
- りんごの皮を剥き好みの大きさにカット(皮・ヘタは捨てずに)
- 鶏肉に塩胡椒を振り、少量の油をひいたフライパンで皮目を下にして焼く。色付いたら裏返して軽く焼く
- 鶏肉を取り出して汚れた油を捨て、新しい油でみじん切りにした玉ねぎとにんにくを透明になるまで炒める
- 鶏肉を戻して火にかけ、コニャックを回しかけアルコールを飛ばし、シードル、チキンブイヨン、りんごの皮・ヘタを入れ、25〜30分煮込む
- 別のフライパンでバター、りんご、砂糖を熱し、カットしたりんごを絡める。仕上げにシェリービネガーを回しかける
- 鶏肉に火が通ったら取り出し、残った液体をザルで濾してから生クリームを入れて煮詰める。仕上げにバターを入れ、塩胡椒で味を整えソースをつくる
- 鶏肉と⑤のりんごを盛り付け、⑥をかけて完成
ポイント
- 鶏肉の皮目は中弱火でパリパリになるまでじっくり焼きます
- 使うシードルの甘さで味が決まるので、甘口、辛口はお好みで
- 豚肉でも代用可。脂の少ないもも肉の薄切りがおすすめ
- 手羽元や手羽先などの骨付きの部位でもおいしく作れます
スタッフが味見しました
ホロホロの身に、旨みが溶け出したクリームソースが濃厚に絡みあいます。キャラメリゼしたりんごの酸味が後味をサッパリさせてくれるのも嬉しい
レシピ提供
wine cafe veraison ワインカフェヴェレゾン
店主 村田 秀和さん
惜しまれつつも閉店してしまった旭川市内のワインバーでソムリエとして従事した後、独立。フレンチやイタリアンの要素を取り入れた洋食に、選りすぐりのワインを添えて提供しています