若夫婦、2年目の挑戦
よりよい食味めざし試行錯誤の日々
JAたいせつ
きゅうり
鷹栖町で昨春就農したミヤモトファームの代表、宮本良明さん・千穂さん夫妻は、全国でも数少ないきゅうりの養液栽培に取り組んでいます。
JAたいせつで主に扱っているのは、病気に強く皮が柔らかい品種「まりん」。きゅうりは成長が早く、安定的に多くの収穫量を見込めます。5月末から10月末まで、忙しい日々が続きます ヤシ殻に設置したチューブを通してセンターから自動で水と肥料を届ける栽培方法で、必要な量を適切なタイミングで与えられることが強み。しかし管理の手間が軽減される一方で、準備には膨大な時間を要します。就農1年目の昨季は、環境管理や剪定方法、ツルの仕立て方ひとつで大きく収穫量が増減するきゅうり栽培の奥深さと楽しさを実感しました。
今季、ハウスは2棟増の6棟に、苗も2000株以上と気合い十分。「役割分担や段取りを見直し、より効率よく最高の味のきゅうりを作っていきたい」と良明さん。夫婦二人三脚、初心を胸に今年も鷹栖の夏に挑みます。
元自衛官だった2人は、家族との時間を大切にしたいと鷹栖町での研修を経て就農。食育イベントや子供食堂への野菜提供にも熱心です 関連キーワード
みらい農家 バックナンバー
-
JA北ひびき 和寒越冬キャベツ - 和寒越冬キャベツの掘り出しがシーズンを迎えています。北原地区で約5万玉を生産するのは、キャベツ部会で部会長を務める船本裕一さんです。... (2月25日)
-
JA東神楽 雪アスパラ® - 道内有数のアスパラの産地・東神楽町で4代続く吉原農場で、8年目の雪アスパラが収穫期を迎えています。通常、春から初夏が旬ですが、ここでは12月下旬から2月の真冬に... (1月28日)
-
JAびえい ゆり根 - 年間生産量80トンを誇る道内有数の産地・美瑛町では、20軒の農家がゆり根を育てています。栽培を始めて、今年6年目を迎えた藤原農園もその1つ。... (12月3日)
-
JAあさひかわ さつまいも - 旭川市永山町の農業生産法人、北永農場の3代目・鷲尾勲さんは、米作りの家業を受け継ぎつつ、4年前からさつまいもの栽培を開始。シルクスイートや紅はるかに加え、新しく... (11月15日)
-
JA北はるか かぼちゃ - 美深町泉地区の竹本農園は、祖父の代から続くかぼちゃ農家。32haの土地で年間350トンを栽培しています。品種は「くりゆたか」「くり大将」「栗天下」の3つ。 夏で... (10月18日)
- PRインターネット広告掲載はこちら »
-