熟練農家が手塩にかける
富良野が守り継ぐ夏の宝石
JAふらの 富良野メロン
富良野市山部の北村農園は、先代からメロン栽培を始めて50年。100mが6棟、60mが3棟、40mが1棟の大小のハウスで、昨年はおよそ10トンを栽培しました。品種は大玉で糖度が高い「ティアラ」と、温度変化に強く形のよい「R113U」。
北村農園のメロン栽培は、前年の土づくりから始まります。発酵させた自農園の稲わらに緑肥や堆肥を合わせて土に混ぜ込み、栄養価をアップさせます。そして2月にハウスの除雪、4月中旬に定植、7~8月に収穫の最盛期を迎えます。その間は常に、急激な温度変化に気を配り、害虫や害獣の攻撃に目を光らせる日々…。
農園主の北村さんは「箱につめるまで、気を抜くところがない」と苦笑いしつつ、毎シーズン楽しみに待ってくれる人たちのため、今年もおよそ7000個のメロンを守りぬきます。
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