黒曜石がつむぐ地球と人の物語
埋蔵文化財センター
- 埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)とは、地面の下の土の中に埋まっている、昔の人たちのくらし(文化-ぶんか-)を伝える家のあとや道具のことです。
このような埋蔵文化財が出土する場所を「遺跡(いせき)」といい、家のあとや食事のあとなどを「遺構(いこう)」、石器や土器などの道具を「遺物(いぶつ)」といいます。
考古学の発掘調査によって出土したこのような埋蔵文化財を管理・保管し、その活用を図る施設が「埋蔵文化財センター」です。
- これまでに遠軽町内では、およそ200カ所以上もの遺跡が発見され、最も古い時期で今からおよそ2万5千年前の石器が発掘されています。
これらの遺跡の中でも目玉となるのは、日本一の黒曜石産地に栄えた2万年前の石器工場「白滝遺跡群」です。
白滝遺跡群は、旭川紋別自動車道の建設に伴って発掘調査された遺跡で、平成7年から20年までの調査で、22ヵ所の遺跡から合計700万点以上、総重量11トンもの遺物が出土しました。
- 金属製品が発明される以前は、岩石がナイフなど道具の素材でした。
その中でも、割っただけで鋭い刃物になる「黒曜石」は、当時のくらしには欠かすことのできない貴重な資源でした。
日本一の黒曜石産地白滝で、人々は狩りに使用するヤリやナイフなど、実にさまざまな形・大きさの石器を作り出しました。
天然のガラスである黒曜石で作られた石器は、2万年の時がたった現在も錆びることなく、その美しさは保たれています。
遠軽町埋蔵文化財センターでは、黒曜石からどのようにして石器を作ったのか、またどのような用途に使ったのかを豊富な資料とパネルにより解説しています。
さらに、メイン展示室の「黒曜石ギャラリー」では、黒曜石そのものの美しさと、太古の人々が作り上げた狩猟道具としての美しさを感じることができます。
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[作成日:2013年11月14日 / 更新日: 2013年11月14日]
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