何をツマミにしようか、迷うのも晩酌の楽しみのうちだが、迷い無用で手っ取り早く呑み始めたいときはコレ。おつまみセットとか晩酌セットという名の、予め用意された小料理数品と酒がセットになった便利なメニューだ。筆者もよく利用し重宝している。

発祥は、都会の駅地下とか周辺の飲み屋街だろう。価格が安心の定額(かつ低額)の上に、料理が出てくるのが早い。という手軽さが、電車の時間と財布を気にするサラリーマン御用達となった。逆に言えば、そんな客を当て込んで誕生したのがこれである。

いやいや、時間はあるよという人にも、このセットは有効だ。初見の店であれば、いわゆるぽっきり料金が安心だし、常連であっても、今日のおかずは何だろな的な面白さとともに、初めての料理、知らなかった味に触れる絶好のきっかけにもなる。

しかしだ。迷い無用で便利なメニューと前述したが、多くの店がこれを始めたら困っちゃうな。今度はどの店の晩酌セットにしようか迷ってしまうじゃないか。