盆地特有の寒暖差、排水性と通気性の高い土壌という環境が揃い、名寄市は全国有数のアスパラの産地となりました。市内智恵文の藤森ファームでは、現代表の藤森将二さんの父の代から半世紀にわたって露地栽培を行い、年間約13トンを地元の農協に出荷しています。

すべて手作業のため管理は手間がかかりますが、定植前にしっかりと土づくりを行うことで、品質を保ちながら長く収穫を続けることができます。土からたっぷり養分を吸収して育ったアスパラは極上の味わい。スーパーなどでは外国産も目にしますが、舌の肥えた地元の人々からは「やっぱり名寄産は甘さと瑞々しさが違う」と声が届きます。

近年激変する気候に応じ、品種改良など試行錯誤を続ける藤森さん。「名産地のブランドを守り続けたい」と強く語ります。



