年間生産量80トンを誇る道内有数の産地・美瑛町では、20軒の農家がゆり根を育てています。栽培を始めて、今年6年目を迎えた藤原農園もその1つ。

ゆり根は植え付けから収穫まで、実に長い年月を必要とする作物です。1枚のりん片から種となる子球ができるまでに3年、その後さらに3年は毎年畑を変えながら、大人の拳サイズまで育てます。少し傷がつくだけで変色するほどデリケートなため、箱詰めまですべて手作業。湿気にも弱いため、専用のおがくずをたっぷり満たして出荷します。

このように驚くほど労力がかかる作物ですが、農園代表の藤原豪さんは「先輩方の背中を追って、品質を磨き続けたい」と前向きです。農家とJAが連携して栽培に関する情報を共有し、これからも全国に誇るブランドの信頼を守っていきます。



