失敗してもやり直せばいい 〝我がまま〟に挑戦を

新里 春香さん

「体育会系に思われがちですが、実は文化系」と自認するとおり、中学生の頃から映画好き。店内の壁面には映画のポスターや友人が描いた絵など、心が共鳴したものやエピソードのあるものが飾られています
「体育会系に思われがちですが、実は文化系」と自認するとおり、中学生の頃から映画好き。店内の壁面には映画のポスターや友人が描いた絵など、心が共鳴したものやエピソードのあるものが飾られています

京都の大学を卒業後、東京で外資系アパレル企業に勤めた新里さん。休日も仕事のことばかり考えるワーカホリックで、空いた時間は飲みに繰り出す日々。やりがいを感じる一方で将来像に疑問を持ち、30歳を前に京都へ出戻り独立を決意しました。

業種にこだわりはありませんでしたが、年齢、職業、人種を超えて多様な人と出会えると考え、飲食の道に進みました。習うより慣れろと修行の場に選んだのは、ホステル内のダイニングバー。そこで「お師匠さん」と呼ぶ人に出会います。右も左もわからない新里さんに料理を一から教え、仕入れからレシピ開発、価格設定まで多岐にわたって挑戦させてくれました。料理の奥深さにハマった新里さんは、3年間がむしゃらに研鑽を積み、間借りで最初のハシエンダ食堂をオープン。約2年の営業を経て、移り住んだ沖縄での開業は立地に恵まれず、悩んだ末に故郷・旭川へのUターンを決めます。

3度目となるハシエンダ食堂の開店から3年。京都の出し巻き玉子や沖縄のゴーヤーチャンプルーなど、その土地で身につけた本場の味もさることながら、底抜けに明るく前向きで、心の赴くまま突き進む新里さんのパワフルさに惹かれ、カウンターにはいつも会話に花を咲かせる人の姿があります。

店舗情報

ハシエンダ食堂
旭川市永山4条13丁目2-19
Tel.090-9665-9340
11:30〜14:00、17:00〜22:00
定休日 火曜、第2・4月曜