
ものすごく名前が長いピカソ、「肩凝り」という言葉を生み出した夏目漱石、仲良しすぎてお墓まで隣り合わせのグリム兄弟…後世に名を残す偉人はみな、ひと癖もふた癖もあるようです。個性豊かな歴史上の人物を、15センチほどの粘土で表現する「ちまちま人形展」が、東川町郷土館(同町東町1)で9月27日(日)まで開かれています。
作者は札幌のイラストレーター高山美香さん。2005年から偉人や文豪を愛らしくデフォルメし、オーブン粘土で人形を作り始めました。制作にあたっては、一体を作るために30冊ほどの資料を読破し、ひととなりを理解するように努めています。業績はもちろん、プライベートな事柄を知ることで、作品に人間的な魅力や親しみやすさを添えたいと考えているためです。
また作品に添えられた紹介パネルは、本業を生かしてイラストを多用した賑やかなもの。造形に盛り込めなかったこぼれ話を載せるなど、思わずクスッと笑ってしまうかわいらしさに溢れています。
企画展を担当した三上右近さん=写真=は「単なるミニチュアの枠を超えて、まるで本人がそこにいるかのような存在感です。人形の表情や細部まで作り込まれた小道具も必見」と力説しています。
最終日の9月27日(日)午後1時半から、高山さんによるトークショーを実施します。高山さんから限定のプチプレゼントもある予定。申し込み不要・先着20人程度。
9月は土日祝の午前10時~午後4時開館。入場無料。問い合わせは同館(Tel.0166-82-2111)へ。

