旭川市北部住民センター(旭川市春光5条4丁目)で、クリオネを展示しています。内陸の旭川ではめったに会えない流氷の天使に、訪れる人たちが歓声を上げています。

クリオネをセンターで飼育しようと発案したのは、新しい物好きの高橋所長。「地域に飼育している方がいて、育て方や可愛さを聞き、呼ぼうと決めた」と話します。ツテを頼り、浜頓別のダイバーが流氷の下に潜って捕獲したものを譲り受けました。施設の玄関ホールに水槽を設置し、10匹以上を展示しています。

貝類であるクリオネの飼育は意外と難しく、生息地の海水をポリタンクで運び入れました。冷たい水の中でしか生きられないので、保冷剤代わりにビニール袋に詰めた雪を入れるなどして、水温を0~5度に保つよう調整しています。一般公開は気温次第ですが、4月の上旬までを予定。

「クリオネの愛らしい姿はみんなを笑顔にしてくれる。ぜひ見に来て」と高橋所長。施設の利用者たちが、羽ばたくような泳ぎを微笑ましく見守っています。問い合わせは同センター(電話0166・52・9008)へ。