今できることを全力で だしとおにぎりで再出発!

斉藤 保子さん

店は午前7時半から営業。動物性の油脂を使わない和風だしは朝ラーにもぴったりで、心を込めて握ったおにぎりとともに「よい朝を迎えてほしい」と保子さん。おにぎりはテイクアウトもできます

1974年の開店から夫婦で切り盛りしてきましたが、18年前に夫の和正さんが他界して以降は、保子さんが一人で店を守ってきました。「お父さんが残してくれた店を諦めたくなかった。当時は寝る間も惜しんで必死で働きました」と振り返ります。

代名詞は豚骨を10時間以上煮出す、旨味たっぷりのラーメン。和正さん亡きあとも変わらない味と保子さんの気さくな性格に、店は再び活気を取り戻しました。しかし巨大な寸胴で大量のスープを炊く作業は見た目以上に過酷。体力の限界を感じ始めた折、足腰にかかる負担を懸念した医師からもドクターストップがかかりました。

「豚骨を仕込めないなら、さすがに店をやめようかとも思ったの」。弱気になっていたところ、知人からの勧めで昆布とカツオの和風だしラーメンに挑戦することに。保子さんを慕う仲間たちと試食を重ね、背中を押してもらうことで新たな看板商品「和風らぁめん」が完成しました。「豚骨を出せなくなって、申し訳ない思いもあります。でも今できることでお客様に喜んでもらいたい」。さらに、新しくおにぎりの提供もスタート。変わり種の具材も楽しく、評判は上々です。

現状にめげず、いつでも全力。保子さんのセカンドステージも、笑顔全開です。

店舗情報

味のありこま
旭川市東光3条6丁目4-21
Tel.0166-32-4050
7:30〜
閉店時間・休業日は変則のため、電話かInstagramで要確認

@ajino_arikoma

Instagram

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