廃校を利用した「かたるべの森美術館」(当麻町伊香牛2区)で、9月24日(日)まで企画展「マイアパートメントかたるべ荘」を開いています。

町内の知的障害者福祉事業所「かたるべの森」に通う千葉さやかさんと菅家正幸さん2人の利用者に、別の施設利用者から1人、さらに近郊で活動する2人の作家が参加。個性的な住人が暮らすアパートの一室をイメージして、館内の3部屋をそれぞれ異なる空間に仕立てました。

「さをり織り」のタペストリーを吊り下げた千葉さんの部屋は、窓越しに射し込む光とラフに編んだカラフルな糸の群れが不思議なリズムを生んでいます。別の部屋には、手描きのマス目を様々な色で塗りわけた菅家さんの「額縁の絵」がびっしりと。15年に渡って一途に追いかけてきたモチーフで、床に積まれた大小の箱との対比もユニークです。また、のびのびと明るいタッチのイラストに、犬やトランペットなどの立体造形を組み合わせた部屋も見ごたえがあります。

「障害がある人の優れた感性に触れてほしい」と同館の渡部孝弘さん。観覧料は300円。午前10時から午後5時、月曜休館。問い合わせは同館(電話0166・84・2880)へ。