
東川町に今月、新刊書籍を扱う書店「本屋 積日(つむひ)」(東川町南町3丁目)が誕生しました。店内には小説やエッセー、実用書など幅広いジャンルが並びます。写真など文化活動が盛んな一方で、これまで新刊の書店がなかった地域において、本を身近に楽しめる新たな交流拠点として町外からも多くの人が訪れています。
店主の畠田大詩(だいし)さん=写真=は、東京都で雑誌編集者として活動したのち、6年前に東川に移住。都市部の企業社員が地方自治体で地域課題の解決や活性化に取り組む「地域活性化起業人」として、3年に渡って町職員として働きました。
地域と触れ合ううちに、「東川町には文化的なものがたくさんあるのに、新刊本を扱う書店がないことが気になってきて」と畠田さん。任期満了後も町に残り、「本を通じて人が交流する場所をつくりたい」と、積日の開業を決意しました。
開業にあたって、全国100カ所以上の書店を視察。多くの現場を巡る中で見えてきたのは、本屋の個性はまちと店主によってつくられているという気付きでした。地域と、そこに暮らす人々に溶け込み、そこに店主の思いや考えを投影することで、その土地ならではの本屋になっていきます。畠田さんは「お客さんの声を柔軟に取り入れて、誰もが居やすい空間を作っていきたい」と、店内にカフェも併設しました。
今後は著者によるトークイベントも予定。営業時間は正午~午後6時。営業日はしばらく不定につき、インスタグラム(@tsumuhi_books)で確認を。