今年で10周年を迎える「珈琲と食事 あると」(旭川市東光5条2丁目)は、4月19日(日)の午後2時から、旭川の喫茶文化を学ぶトークイベント「探訪旭川茶房」を開きます。

旭川の郷土史ライター那須敦志さんが語り部を務め、戦前の喫茶文化や名店の歩み、店主にまつわるエピソードを、当時の写真を交えて紹介します。旭川初の喫茶店ともいわれる喫茶ジュエルや、詩人の小熊秀雄も通ったとされるユニオンパーラー、現在も営業を続けるちろるなど、喫茶店を中心に当時の飲食文化や風俗にも触れていきます。

かつて喫茶店は単なる飲食の場にとどまらず、人々が集い、文化を育む拠点でもありました。文化人や知識人が集う空間として、洒脱で魅力的な大人たちに憧れを抱いた記憶を持つ人が少なくありません。

あるとの店主、三浦史恵さんもその一人。現店舗は三浦さんの母が「喫茶室みうら」を営業していた場所で、幼い頃に店の手伝いをする中で感じていたまちの活気や華やかな空気感を後世に伝えていきたいと、今回のイベントを企画しました。三浦さんは「微力ながら、古き良き旭川の面影を伝える一助になれば」と話しています。

参加費はおみやげ付きで1000円。要予約。問い合わせは同店(Tel.0166-56-8545、受付は午後2時~)へ。