ガット張りキャンペーン実施中

国際大会参戦のストリンガー
独自の技術で選手をサポート

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フェデラーの復活劇に沸いた今年1月の全豪オープン。先立って行われた予選大会では、旭川から駆けつけた一人のストリンガーが選手達の華々しい活躍を影からサポートしていました。

道外からもガット張り(1本1500円)の注文を受ける伊藤さん。素早く複雑な手さばきは、ガラス窓越しにも見られます
道外からもガット張り(1本1500円)の注文を受ける伊藤さん。素早く複雑な手さばきは、ガラス窓越しにも見られます

テニスやバドミントンなどのラケットスポーツ専門店・イトースポーツ(旭川市宮下通19丁目)は、店主でストリンガー(ガットを張る人)の伊藤康晃さんが、確かな技術で選手の要望に応えています。

自身は卓球畑の出身ですが、娘がテニスの道に進んだ頃から、ガット張りの腕を磨くようになりました。編み出したオリジナルの張り方は、メーカー推奨法と比べて持ちがいいと評判です。「でももっと勉強したくて、4年前にヨネックスのストリンギングチームに入りました。オフィシャルサポーターとしてオリンピックに行きたい、という野望もあって」と笑います。

世界中にメンバーを擁するチームで、日本人はわずか4人。全豪オープンの予選では、20人ほどがコートの一角に専用のマシンを置き、累計5000本にも及ぶガット張りに挑みました。伊藤さんはそのうちの100本ほどを担当。「張りは温度や湿度で微妙に変化します。選手によってテンション(張力)の好みも違うので調整は大変でした」と話す伊藤さん。「だから担当した選手が勝つと嬉しかったなぁ」と振り返ります。

帰国後はさらに情熱が燃え上がり、ハードなプレイの衝撃に耐えるラケットの強化実験に取り組んでいます。また、夜間クラブに通う人々がいつ修理を必要としてもいいよう、ラケットの「24時間受付ポスト」を設置するアイデアを構想中。

店舗では4月27日までラケットをセール価格で販売するほか、ガットを張った人にグリップテープをサービスするキャンペーンを実施しています。世界の舞台を支えたストリンガーが仕上げる1本で、ラケットスポーツに挑戦しませんか。問い合わせは同店(電話0166・32・1788)へ。