
旭川市出身で、現在はロシアに活動の拠点を置くピアニストの松橋凌大(りょうた)さんが、8月16日(日)に旭川市大雪クリスタルホール(旭川市神楽3条7丁目)で国内初公演となる凱旋リサイタルを開きます。3年ぶりに地元で披露する特別なステージに、大きな注目が集まっています。
「中学生の頃からロシアの音楽に憧れを抱いていました」と振り返る松橋さん。高校までは家族と旭川市内の社宅で暮らし、近隣住民の理解を得ながらグランドピアノで練習に励んできました。旭川東高校を卒業後はロシアで学ぶことを決意。単身渡露し、言葉の壁を乗り越えてチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院で8年間にわたって研鑽を積みました。現在は同大学院に在籍しながら、ロシア各地で年間約30回の公演を精力的にこなしています。
今後は日本での活動も本格化させたいと考え、今回、国内初のリサイタルを故郷の旭川で実現させました。凱旋の舞台に選んだクリスタルホールは、高校生のころにコンクールや学校祭で何度も立った場所。松橋さんは「思い入れのあるホールで、成長した自分の演奏をお届けできることがとても嬉しい」と笑顔を見せます。
当日は「偉大なる作曲家たちの対話」をテーマに、ロシアで好評を博したプログラムを日本向けに再構成して披露します。モーツァルトやベートーヴェンなど多彩な楽曲をはじめ、高度な技術が求められるラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番も組み込まれた聞きごたえのある内容です。
松橋さんは「音楽は誰もが自由に感じて楽しめるもの。お子様から大人まで楽しんでいただけるよう、心を込めて演奏します」と意気込みを語ります。
午後2時開演。チケットは前売り3000円、大学生以下2000円。未就学児は入場不可。問い合わせは北海道アーツ&クリエイション合同会社(Tel.070-4281-1801)へ。