昭和の風情を残す銀座商店街に、シェアキッチンやシェア書店を併設した多機能スペース「まちの中庭Spring.(スプリング)」(旭川市3条通15丁目)がオープンしました。

かつて旭川のシンボルだった銀座センタービルの1階にあり、広々としたワンフロアに多様な機能を備えた空間です。高齢者が主な利用者層となりつつある商店街に、より若い世代を呼び込み、人々が世代を超えて交流できる場を目指しています。

現在メインで展開しているシェア書店「NAKANIWA books」は、30区画に分けた本棚の1つを借し出し、「棚主」それぞれに小さな書店を作ってもらうスペースです。募集開始直後から申し込みが相次ぎ、現在は26の棚が営業中。幅広いジャンルからおすすめ本をセレクトする人、SFやホラー、猫などテーマを絞って販売する人など、「店主」の個性を反映した書店が並びます。利用料は月額3500円(学生1500円。店番ありの場合は2500円)で、1カ月更新制。

またシェアキッチン「NAKANIWAcafe」では日替わりで出店者が飲食物を提供するほか、飲食店によるワンデーイベントも予定しています。1回5500円で利用できるので、新店オープン前の試作販売などにも活用できそうです(要食品衛生責任者資格)。

このほかギャラリーやシェアオフィスとしての活用も計画中。「ゴールは決めずに、あったらいいなを形にしました。どんな場所になっていくのか楽しみです」と、運営する一般社団法人あさひかわ地域創造デザイン局の谷越亜紀さん=写真左=。営業は午前10時半~午後5時半。水曜定休、ほか不定休。問い合わせは同法人( rain@d-kyoku.com )へ。